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清涼飲料水やスポーツドリンクは糖分が多いことや添加物などが気になります。またさっぱりとした緑茶やコーヒーは、嗜好品として1日2杯くらい飲むのは楽しみなのですが、何度も水分補給で飲むにはカフェインが気になります。
麦茶は、風味よく、喉越しもよく、水分補給に最適。しかも、夏バテ防止の効果も高いことが分かりました。
テレビなどで、麦茶の血液サラサラ効果がとりあげられたのは、2000年のことでした。確か実験で青魚に含まれるEPAと同様に血行をよくする働きがあると報道されました、でもその時には、まだ麦茶のどんな成分に効果があるのかは、分かっていませんでした。
その後、カゴメ総合研究所と農水省食品総合研究所の共同研究によって、麦茶独特の香りが関係していることがわかりました。麦茶の香りは、大麦を焙煎することで発生するピラジンという成分で、ピーマンや納豆の匂いの成分でもあるそうです。このピラジンに、血液をサラサラにする作用が認められたのです。
夏バテの原因は色々ありますが、汗をかいて水分が排出されることで、血液はドロドロ状態になり、疲労物質が筋肉にたまりやすくなります。
ですから、ただ水分を補うだけでなく、血液サラサラ効果のある麦茶を飲むことは、夏バテ防止・解消のためにはより効果的なのです。
水分補給に適した麦茶の魅力
血液サラサラ効果以外にも、麦茶はさまざまな働きをする成分を含んでいます。
胃を守る働き
麦茶はたくさん飲んでもおなかはこわしにくいと、母から聞いたことがあります。近年、麦茶には、胃粘膜を保護する働きをする物質が含まれ、また麦の抽出物がストレス性の胃潰瘍に対しても予防的に作用することが報告されています。
ノンカフェイン
麦茶は、コーヒーや紅茶などと違い苦みや渋味の成分であるカフェインやタンニンを含んでいません。病気の人やお年寄り、赤ちゃんまで、また眠る前でも飲むことができます。
カラダを冷やす働き
大麦は、カラダを冷やす働き(陰性)があるので、暑さでほてったカラダを癒すにはぴったりです。
食物繊維が豊富
麦茶には食物繊維が多く含まれているので、整腸効果があり、便秘を改善する働きがあります。
その他糖尿病の合併症予防、動脈硬化予防など、生活習慣病の予防への期待が高まり、研究が進められています。
麦茶がすぐに白濁するのはなぜ
煮だした後に、パックを入れたまま冷やしておくのを忘れて1晩おいてしまったことがあります。翌朝見ると白濁し、においが気になったことがあります。
どうやら麦茶のでんぷん質が溶け出すので、早く腐るようです。麦茶を煮だした後は、パックは早めに取り出しておくのがポイントです。
そしてすぐに水につけてあら熱をとり、ポットに移して冷蔵室で冷やすこと。夏は飲む量が多いので、たくさん沸かしてもすぐなくなりますが、やはり当日か翌日には飲みきる方が安心です。
こまめに少量ずつのみましょう
喉が渇いている時は、一度にガブガブ飲んでしまいがちです。でも胃液が薄くなり、もたれた感じになりますよね。夏の水分補給は、コップ半分から1杯程度をこまめに飲む方が、胃に負担をかけません。
ちょっと冷たいものの食べ過ぎで、おなかが冷えていると思う時は、キンキンに冷たい麦茶より、あら熱をとったほんのり暖かい麦茶を飲むようにしましょう。
*ちなみに残ったでがらしは、植木の肥料になります。生ゴミを減らすためにも、有効利用してみてはいかがでしょうか。
夏のこまめな水分補給は麦茶!
そして、もうバテちゃったよー、という時は、ハーブティーや、甘酒、梅酒などをお試しください。
みなさん、夏を元気に乗り切りましょうね!
ヒポクラテスの煎じ薬
麦茶に類似したものについて、古代ギリシアの医聖ヒポクラテスによる治療法の処方文献に、発疹した患者に発芽した大麦の煎汁を飲用させ排尿量を増やすというものがあった。ギリシア語でプティサーネー("ptisane")と呼ばれたこの大麦煎湯は、原液のまま、あるいは稀釈や濾過により飲みやすくしたものが飲用されたという。
"ptisane" とは、"ptisane" = 脱穀に由来する語である。のちにラテン語の"ptisana"(プティサナ、大麦湯、精白した大麦)となり、フランス語の "tisane"(ティザーヌ、ハーブティー)の語源となった。
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