2011年4月24日日曜日

とくしまマルシェが、本日開催!!!

徳島産のこだわりの農産物や加工品をパラソルショップで販売する「とくしまマルシェ」が、徳島市の新町川ボードウオークで毎月最終日曜日に開催されます。

マルシェとは、フランス語で「市場」を意味する言葉で、本場フランスのようなおしゃれで楽しい空間で「行くだけで、元気になれる」場所を演出します。












今日は「チャレンジ!家庭菜園フェア!!」が開催されます

野菜やお花などの苗の購入はもちろん、初めての方も安心♪ 

園芸研究家 「生田誠治先生の家庭菜園講習」 もあります!

お花屋さんも増えて、一段と華やかになる 春のとくしまマルシェにぜひお出かけしましょう!


また毎月最終日曜日は、ボードウォークからすぐ近くの紺屋町で新鮮な農産物などを販売する「わくわく日曜市」も開催されています。


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2011年4月16日土曜日

「世のため、人のため」が自分のため・・・

どのような生き方をすれば、自分の幸福と他の人の幸福が一体化するのでしょうか。

自分の幸福と他の人の幸福を貫くものは「奉仕の心」

「世のため、人のために役に立ちたい」と常に願って生きることは、自分の繁栄のためでもあり、同時に社会の繁栄のためでもある。

「自分は幸福であるが、国家や社会は不幸である」ということはありえません。 国家や社会の不幸を願いながら、「自分だけは幸福でありたい」と思っても、両立しないのです。

また、自分が勤めている会社に対して、「給料が上がらないのはけしからん。 こんな会社は早くつぶれてしまえばいい」と思ったとしても、会社がつぶれてしまえば、その安い給料さえ出なくなります。

しかし、これが分からない人が、世の中には数多くいるのです。 個人においても、会社や官庁など、個人の集まりである組織においても、「多くの人の役に立とう」という奉仕の心を持つ必要があります。

奉仕の心によって、個人の幸福と全体の幸福が調和されるのです。

奉仕の心とは、別の言葉でいえば「愛」です。

愛を仕事のかたちで表せば、奉仕の心になるのです。 ところが、これを安っぽい道徳のように考え、本気にしない人がたくさんいます。 彼らは私利私欲、利己心のままに生き、結局は互いに争い合って、不幸をつくり出すことが多いのです。

奉仕の心を持つ人、「世の中のために少しでもお役に立ちたい」と願う人が、この地上に増えていけば、おのずと地上天国が実現します。それが、とりもなおさず繁栄の姿でもあるのです。

繁栄のための考え方として、奉仕の心は非常に大切です。 たとえ個人の仕事であっても、「公(おおやけ)の心」を持たなくてはなりません。

「自分の仕事は社会全体と密接につながっている。自分がよい仕事をすることが世の中をよくしていくことになるのだ」ということを、いつも考える必要があります。 自分も幸福になり、自分のまわりも幸福になること、「他の人が幸福になることは、自分の幸福でもある」と思うこと、これが最大の幸福なのです。

繁栄の法―未来をつくる新パラダイムより

2011年4月2日土曜日

朝令暮改(ちょうれいぼかい)

鈴木敏文セブン&ホールディング会長兼CEOの書籍より


◆挑戦しない限り成功はありえない。挑戦しようとしない人は、仕事をする気がないのと同じである。
◆真の競争相手、それは競合他社ではなく、「目まぐるしく変化する顧客のニーズ」そのものである。
◆売り手にとっての「好都合」は、買い手にとって「不都合」であることが多い。
◆成功体験を否定し、挑戦する意欲を呼び覚ますには、「もう一人の自分」を置いて、自分を客観的に見つめ直すことが大切である。
◆潜在的な顧客ニーズを掘り起こすためには、「仮説と検証」という作業を通して「顧客に聴く」ことが欠かせない。
◆仮説は、単に専門的知識を勉強するだけでは生まれない。常に「顧客の立場」に立って考えることが仮設の原点である。
◆変化の激しい時代には、先手を打てることより、「朝令暮改」を行えることこそが、本当に求められる仕事力である。
◆経営の原点は「基本の徹底」にある。これができて初めて変化への対応が可能になる。
◆部下が成果を出せないなら、仕事のやり方や原因の所在をとことん問うことも必要である。それが部下の成長を促す。
◆新しいことに挑戦し、前向きに生きる--こうした生き方ができるかどうかは、「自分を守ろうとする心理」に妥協してしまうか否かにかかっている。

顧客ニーズの変化に対応することが企業の競争力であり、また対応できる原動力は「基本の徹底」である、すなわり「先手より変化」が重要であることを改めて教えてくれます。

2011年3月31日木曜日

絆の回復が復興の道

東工大の上田准教授からこんなメールがきました。
上田さんのお宅もこの震災で大変なんだなー
と思うと同時にさすが上田さん
この震災をきっかけに日本再生を指導していただけると思います。この思いは郡上のみなさんも一緒ですね。

そうそう上田 紀行准教授の奥様はあの有名なNHKの美人アナウンサーの竹内陶子さんです。昨年双子の赤ちゃんが生まれました。
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皆さまお元気でしょうか。上田紀行です。
上田家は乳児二人幼児一人と妻を四国に疎開させ、在宅看護中の母と私が東京残留です。

昨日の毎日新聞朝刊・文化欄〈大震災が問う生き方の転換〉に、「社会への信頼ー絆の回復が復興の道」を寄稿しました。新聞としては長い1700字の原稿です。
この間の思い、そして今後の展望を書きました。
下記のリンクに、記事のコピーがあります。
http://www.valdes.titech.ac.jp/~ueda/mainichi1103.html
また、テキストも以下に貼り付けておきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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何度も泣いた。何度も心が萎えそうになった。どうしてこんなことが起こってしまったのか。荒れ狂う津波、廃墟となった町々、困窮する被災者の人たち、それが夢であればいいと何度も思った。
このショックを何とか受けとめようと、そして被害から逃れ東京にいる私に何ができるのかを、ツイッターやメールで仲間と発信しあっているときに、福島第一原発の事故がふりかかってきた。乳児と幼児の娘達、在宅看護の母を持つ私は、時々刻々と変化する状況に取り込まれ、更なる大きな葛藤をもたらした。震災の被害には、現地に出向けないものの、何らかの支援はできる。しかし原発の事故は、破滅的なものにならぬよう、ただただ願うことしかできないのだ。

東京の店々から商品がどんどん消えてなくなっていく風景も悲しかった。不安になったら買うしかない。貯め込むしかない。本当の安心は、助け合い、分かち合う人の絆
からしか生まれないのに、この風景は何だろう。隣人が信頼できない、隣人よりも早く買い占めなければと思ってしまう、私たちの「豊かな」社会の貧しさはいかばかりだろうか。
しかし、刻々と悪化していく原発の状況を見ながら、買いだめに走る人たちも責められないとも思った。「何重もの安全装置があり、絶対大事故は起きません」とあれだけ聞かされていた原発が目の前で爆発し、放射能を放出している。それでもテレビでは、コメンテーターが「まだまだ安全です」と言い続ける。いったい何を信じて生きていけばいいのか、と誰もが思う。そして社会への信頼が失われれば、頼れるものは自分の蓄えしかないのだ。

この震災は、これまでの日本社会のあり方、国家像を根本的に変える大きなきっかけになるだろう。社会への不信、それ故の利己的行動、そして絆の喪失。繰り返され
てきたこの悪循環を止め、信頼を回復することなしには、復興は成し遂げられないと思う。
そのためには、まず被災者の徹底的な救済が必要だ。またその救済によって、他の
社会的弱者にしわ寄せが行くことはぜったい避けなければならない。それは私たち国民全体の大きな決意を要求するものだ。しかし、肉親も友人も家も財産も失っても、
支援によって立ち直れるのだということ、それはこの社会に信頼があること、支え合う隣人がいることを、私たち自身に、そして次世代の若者や子ども達に示す、かけがえのない行為となるはずだ。

そして、この社会の「見えない構造」を明るみに出すことだ。他の原発の安全性の見直し、そして原発事故を招いた、情報と利権の隠された構造が徹底的に検証される
ことが必要なことはいうまでもない。そして、それに加えて、私たち自身の「隠された意識」にも気づくことが必要だろう。
私自身、二〇数年前のエコロジー隆盛の時代に、今日の状況をもたらす原発の問題点を知ってはいた。しかし、東京電力の原発が管轄外の新潟と福島にあるように、原
発は距離的に遠く、さらに「過疎の地域の人たちが危険と引き換えに豊かになる道を選択したのだから」といった、隠れた合理化によって、原発を意識から消し去ってい
たのだと、いま気づかされた。都合の悪い事実を隠して見えなくするのは、私たち自身の意識の特性でもあるのだ。

私たちに必要なのは「ビジョン」である。数万人にも及ぶ死者、数十万人の被災者、甚大な物理的被害は、今後何年間も「対応に追われる」状況を生み出し続けるだろ
う。
しかし、それを「追われる」と受動的に捉えるのか、ビジョンを持って新しい社会を創り出すプロセスと捉えるのかで、実質は異なってくる。例えば、被災者を受け入れ、
市とNPO等の官民一体で、地域の人たちとの交流の中で生活相談や自立支援に取り組む「『絆』プロジェクト北九州」には、単なる対応ではなく、新しい地域創造というビ
ジョンがある。 亡くなった方々がひとりひとり大切に供養されること、被災者の方々の声に時間をかけて耳を傾けること、救助、支援に献身している人たちに心からの感謝を伝え、そして私たちも長期にわたっての支援の覚悟を持つこと。そうしたひとつひとつの行為と思いが、この国の新しいビジョンをひらいていくことを心から願いたい。

2011年3月6日日曜日

神山特産・旬感工場プロジェクト開催

神山特産・旬感工場プロジェクトとは?

神山の人たちで神山特産ブランドを生み出すための「しくみ」をつくるプロジェクトです。

 この「しくみ」が今後、生産者、加工者、販売者の方々や地域でクリエイターをめざす人たちの人材育成や雇用の創出、神山の移住・定住に繋がることを目的としています。
 神山ならではの特産開発の「しくみ」をつくるためにどうしたらいいか?神山の人たちと、神山の魅力を客観的な視点で捉える外部のクリエイターたちとの恊働作業で、今までにないような仕組みづくりに取り組んでいます。


<第1回目の取り組み>

 神山特産・旬感工場プロジェクト 第1回目に取り組んだ特産は「すだち」。すだちをテーマに旬感工場プロジェクトでは2つの企画をしました。
ひとつは神山の人々にとって身近なすだちの魅力を再発見するコンテスト「すだち de ○○○」の開催。もう1つは神山温泉をモデルケースに商品開発を実施している、神山特産のすだち飲料の試作・開発です。

 そして、第1回 神山特産・旬感工場プロジェクトは3月6日(日)に、中間発表として食のイベントを開催します。

会場:ふれあい茶屋(神山温泉隣ふれあい公園内)
料金:無料

2010年9月21日火曜日

10年以内に? 世界中からメガネっ子が激減?!

メガネをかけている近視の皆さんに朗報である。イギリスの研究者が、近視の原因遺伝子を特定して話題になっているのだ。研究者によれば、遺伝子の特定により近視の予防と治療が可能となり、今後10年以内にメガネをかけた人が急速に減るだろうと予測している。




研究を行ったのは、キングス・カレッジ・ロンドンのクリストファー・ハモンド博士だ。これまで近視は遺伝的に発生すると考えられてきた。しかし原因となる遺伝子そのものは特定されておらず、近視が発生する具体的なメカニズムが解明されていなかったのだ。

博士のチームは12年間にわたって研究を続け、ついに近視の原因とされる『RASGRF1』という遺伝子を発見した。この遺伝子は眼球の成長に関わっており、眼球を過剰に成長させるという。そのため網膜(もうまく)の焦点がずれて、近視になることが判明した。この遺伝子の活動をコントロールできれば、近視の予防・治療が可能だと考えられている。

遺伝子の特定について博士は、「今後さらに研究が進み近視予防法が開発されれば、今後10年以内に世界中からメガネをかけた人が激減するだろう。だが、近視を世界中から根絶することは不可能だろう」と説明している。

現在、学校教育に熱心なアジアでは、近視が感染病のように拡大しているという。とくにシンガポールでは成人の約8割がメガネを着用しているといわれている。今回の研究成果により、アジアだけでなく世界各国の近視治療が進むものと期待が高まっているようだ。

しかしながら、遠視や乱視など他の視力障害の原因についてはいまだに判明していない。近視がなくなってもメガネがなくなる事はないだろう。いずれにしても、さらなる研究に期待したいものだ。

2010年9月16日木曜日

水とカラダ

人間の体の60%は水。
人間にとって、生物にとって、水はとても大事なものなのです。









よく言われることですが、実に人間の体の60%は水でできています。
新生児だとこの数字はさらに高く、体重の80%が水ということになります。

もう少し詳細に説明しますと、生命の最小単位は細胞です。
細胞はタンパク質、核酸、糖質などの生体高分子と呼ばれるもの、さらに脂質やさまざまなイオンなどが複雑な構造で組合わされていますが、これらの諸要素を結び付けているのが水なのです。
水と言っても形態は変わっており、これは原形質と呼ばれるもので、ドロドロとしたゼリー状をしています。

目に見えないほど小さい細胞の中で、水様分子が絶え間なく休まず動きまわり、生命を支えています。
細胞の種類によっても異なりますが、ある細胞などは全体の70%が水のものもあります。
水の中にタンパク質、核酸、糖質などが浮かんでいて、それらを細胞膜という皮膜で取囲んだものが細胞なのです。
このような細胞が20兆以上も集まって、ひとつの体を構成し、さらにその表面を皮膚(これも細胞の固まり)がカバーとして覆っているのです。

これは人間に限ったことではなく、生物体は一見固体のように見えますが、ほとんどが「液体」「水」なのです。









トマトの90%は水、リンゴは85%、魚は75%、クラゲなどにいたっては96%までが水です。

人間の体の部分でいえば、血液の90%は水というのはわかるとしても、人の脳も80%は水。
ものを見るための網膜も92%は水で、人は水に写してものを見ていることになります。

そう考えるといかに人間にとって、生物にとって、水が大事なものであるかわかっていただけるでしょう。