2010年6月22日火曜日

インスタント食品と肥満

インスタント食品とは”簡単な調理操作ですぐに食べられる様に加工された物”を言います。
家事が省力化され、女性が外で働く家庭が多くなった今、インスタント食品の需要は増える一方です。



                                                                                    






種類豊富なインスタント食品


多様化する嗜好に合わせ、色々な種類の食品がどんどん作られ、家庭の食事はこれだけで簡単に済ましてしまう事も多くなってきます。これに伴い、肥満、高コレステロール血症、心臓病等が増える傾向にあります。

インスタント食品それ自体はうまく出来ていて美味しいのですが、栄養的に見た場合、野菜と蛋白質、ミネラル類が明らかに不足です。この点をしっかり知って、野菜、繊維を摂ることを忘れないで欲しいものです。


インスタント食品の種類

1缶詰
衛生的に製造され、保存性も良く便利。開缶後は早く食べる事が必要。

2 レトルト食品
高温での殺菌で1年は保存可能、簡便で便利、しかし割高が難点。

3 即席麺
多様な味で馴染み深いが、でんぷんの老化が起こり易く、保存性が悪い。油の酸化から消化吸収が悪くなり、時には吐気を感じたりすることがある。出来るだけ日光を避け、製造後3ヶ月で食べきる事。ビタミンB 1やB 2が少なく、多食すると脚気を起こす場合もあると言われている。美味しく、簡単で良いが、本来、炭水化物と脂肪が主な食品なので、蛋白質や野菜を補って工夫する事が大切。

4 粉末食品
インスタントコーヒー、カレールー、マッシュポテト、ケーキミックス、スープ等水分が少なく、携帯にも便利。吸湿性が有り酸化変質を受け易いので開封後は使い切って残さないように。

5 冷凍食品
鮮度を保ち、復元性にとみ、便宜性も有り、マイナス20度C以下で急速に冷凍する事により、組織の破壊が少なく、永続的に保管できる。必要分だけ分けて冷凍し、一旦溶かしたら再度の冷凍は避ける。復元性の高い生鮮食品として今後重要視され、価値を高めていくと思われる。


最近アメリカなど欧米諸国の人達に異常な肥満が多く見られるようになり、日本でも、過去のどの時代にも見られなかった肥満が世代に関係無く増えているのは事実・・・

接種するカロリーと消費するカロリーがプラスマイナス0であれば肥満にはならないはずです。

しかしながら、最近、家事にもあまり力仕事は無くなり、歩かなくなり、ストレスばかりが増える為、精神的にも不安定になって、やたら食べたくなったり、又、一日何もたべず、一度にどか食いをしたりして、いつの間にか太ってしまうことが多いようです。

異常な肥満はやはりインスタント食品と外食の多さから来る一種の栄養失調と言って も過言では・・・

インスタント食品に足りない栄養を良く知り、それを補い、過食を避け、運動を毎日続ける事で体重はコントロールできるはず。

毎日食べた物を一つ残らず書き出してみる習慣をつけると、恐ろしいくらい食べているのが分かる。

過食を避け、でんぷんと脂肪を減らし、野菜と魚を増やすだけでも、体は軽くなります。

ダイエットコークを飲むくらいなら日本茶を飲んだ方が、はるかに体には良いでしょう。元気で長生きする為には日頃の食事をおろそかにしないことです。太った長生き老人を見ることは滅多に無いと思いませんか?








あなたは大丈夫ですか?

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