2010年6月27日日曜日

レタスについて(*´∀`*)

”レタス”のヒ・ミ・ツv(^_^)v


レタス(学名:Lactuca sativa)は、キク科アキノノゲシ属の一年草または二年草。和名は、チシャ(萵苣・苣、チサとも)。










利用
欧米では葉部分を主にサラダ、ハンバーガー、タコスなどに利用し生食するが、フランスではソテーにすることもある。中国など他の国々ではクリーム煮、中華炒めなど加熱調理することが多く、葉だけでなく茎も重要な食材となる。日本の多くの地域では古くからカキヂシャの加熱調理が行われてきたが、戦後はこの利用法はごく少なくなり、現在は欧米と同様にサラダ等にして生食するのが一般的である。日本国内であっても沖縄県では、現在もレタスはみそ汁の実にしたり、おでんの添え物にしたりと加熱調理して食べることが多い。また、加熱する事によって独特の苦味が弱まると共に旨味が増す。

レタスだけを使ったサラダを英語で「ハネムーンサラダ」と言う。Lettuce only、もしくはLettuce alone(レタスだけ)の発音をLet us onlyやLet us alone(私たちだけにして)に引っ掛けたものである。

ジョン・スタインベックの名作『エデンの東』には、主人公の父・アダムがレタスを氷で冷却保存して輸送する「コールドチェーン」事業に挑戦する場面が描かれている。









分類
レタスは、その特徴により次の種類に分けられる。

ヘッドレタス (L. s. var. capitata) - タマチシ
クリスプヘッド型とバターヘッド型に細分することが出来る。クリスプヘッド型は一般的な結球性のレタスとして普及しているものであり、レタスといえば日本では通常これを想像する人が多いと思われる。クリスプ (crisp) とは、「ぱりぱりした」という意味であり、その名の通り歯触りがよい。バターヘッド型は、日本では一般的にサラダナ(サラダ菜)の名称で通っている。キャベツのような形のクリスプヘッド型とは違い、結球が緩い。

リーフレタス (L. s. var. crispa) - 葉チシャ、チリメンヂシャ
非結球レタス。緑色の物もあるが、サニーレタスのようにアントシアニンが発現し、赤色を帯びる品種もある。

立ちレタス (L. s. var. longifolia) - 立ちヂシャ
結球性レタス。ロメインレタス、コスレタスとも呼ばれる。ヘッドレタスのようにややつぶれた球ではなく、白菜のように丈の高い球状になる。シーザーサラダでは本来この種類を用い、アメリカでは、レタスの約3割がこの種類。日本での栽培・流通は外食産業、中食産業向けが中心で、まだ少ない。

カッティングレタス (L. s. var. crispa) - カキヂシャ
分類上はリーフレタスの中に含まれるが、中国に7世紀頃に導入され、日本にも同じ頃から奈良時代にかけて導入された。日本では導入がもっとも古いレタス(チシャ)である。生長するに従い、下葉をかき(収穫)ながら食用とし、このためにカキヂシャ(掻き萵苣)と呼ばれる。日本でも食用としてきたが多くの場合は生食せず、茹でておひたし、味噌和えなどにして消費してきた。山口県西部(旧長州藩)では、カキヂシャとほぐした焼き魚または煮干しなどを酢味噌で和えた郷土料理「ちしゃなます」(「ちしゃもみ」とも)が有名である。戦後は消費量が大幅に減ったが、近年、日本でも韓国のように焼肉をサンチュ(カキヂシャの一種、チマ・サンチェとも)に包んで食べる方法が普及したために、再び流通が増えてきている。

ステムレタス (L. s. var. angustana) - 茎チシャ
ステム (stem) とは「茎」を意味し、その名の通り茎を食用とするレタス。一般的にレタスの茎はロゼット状であるのに対し、ステムレタスの茎は30cm程にまで生長する。アスパラガスレタスともいう。日本では乾燥したものを水で戻して漬け物に加工した「山クラゲ」の名前の方が有名である。中国では、生の茎を炒め物に使う。

レタスの新着レシピ

中華風レタススープ


材料(2人分)
レタス 1枚
卵(小) 1個
青ねぎ 1本
しょうが 1/2片
塩 少々
こしょう 少々
しょうゆ 大さじ1/2

(A) スープ 鶏ガラスープ 小さじ1
   水 2カップ

分量のめやす 作り方
1. レタスは太めのせん切りにする。
2. 卵は溶きほぐす。
3. 青ねぎは斜め切りにする
4. しょうがはせん切りにする。
5. 鍋に(A)と(4)を入れて中火にかけ、沸騰したら塩、こしょう、しょうゆを入れ、(1)を加える。
6. 再度沸騰したら(2)を少しずつ流し入れ、(3)を散らす。


レタスと帆立貝柱の煮びたし


材料(2人分)
レタス 1個
帆立貝柱(缶詰) 1缶
うすくちしょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
本みりん 大さじ1/2
しょうが 1片

分量のめやす 作り方
1. 鍋に水1/2 カップと帆立缶を汁ごと入れて熱し、ひと煮立ちしたら、大きめにちぎったレタスを入れ
る。
2. ふたたび煮立ったら調味料を入れ、さっと煮て器に盛り、しょうがのせん切りを散らす。

*冷やしてもおいしい。


牛ひきレタス炒飯


材料(4人分)
牛ひき肉 200g
レタス(葉) 4枚
卵 4個
ご飯(温かいもの) 800g
サラダ油 大さじ3
(A) しょうゆ 小さじ1
酒 小さじ1
片栗粉 少々
(B) オイスターソース 小さじ2
しょうゆ 大さじ2強
塩 少々

分量のめやす 作り方
1. 卵を割りほぐす。ひき肉に(A)を入れて混ぜ合わせる。レタスは食べやすく切る。
2. 中華鍋にサラダ油大さじ1を入れてひき肉をぽろぽろになるまで炒め、取り出す。続いてサラダ油大
さじ2を入れて卵を入れて、炒り卵を作って、ご飯を加える。ご飯がほぐれてパラリとしてきたらひき肉
を加える。
3. (B)を加えて混ぜ、仕上げにレタスを加えて手早く混ぜ合わせ、器に盛る。


レタスの健康効果
レタスは、成分の95%が水分である淡色野菜だが、ビタミンやミネラルなど、体に必要な栄養素をバランス良く含んでいる。 レタスは、サラダや肉料理のつけ合わせに欠かせない食材である。レタスに多く含まれる栄養成分では、カロチン、ビタミンC・E、カリウムが挙げられる。

カロチンは、活性酸素の働きを抑制する作用により、体の老化やガンを防ぐ効果がある。また免疫力を活性化し、風邪を予防する働きもある。

ビタミンCは、肌や皮膚を若々しく保つ美容効果があり、カロチン同様風邪を予防する効果もある。 
ビタミンEは血液の循環をよくする作用があり、「若返りのビタミン」とも呼ばれ、老化を防ぐ効果がある。
また、体内の余分なナトリウム(塩分)を効率良く排出し、むくみの改善や高血圧を防ぐ作用があるカリウムも、レタスには豊富に含まれている。

他にもレタスには、便通の促進に欠かせない食物繊維、貧血の予防効果がある鉄分、口内炎や肌荒れに効果がある葉緑素などが含まれている。

レタスは、生で食べる場合が多いだけに栄養の残存率は高いが、加熱するとカサが減り、栄養分をたっぷり摂ることができる。 

さらに油と共に調理すると、カロチンやビタミンEの吸収がよくなる。


生で食すもよし・・・  調理しても尚よし・・・(*´∀`*)






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