2010年6月23日水曜日

人を良くすると書いて「食」!




人を良くする食事とは・・・
「人に良い」「人を良くする」と書く「食」は、胃袋だけではなく心も満たし、豊かな感性と味覚を育みます。

食事は人と人とをつなぐ「心の栄養」でもあります。 しかし近年、年中無休のコンビニエンスストアやレストラン、自動販売機がいたる所に溢れ、好きなものが好きな時に楽しめるようになったことにより、逆に「心の栄養」が十分に満たされないという現象が起こっています。

同時に、「身体とって良くない食」が引き起こす、人体への悪影響が急増しており、これを防ぐために、今、食育の必要性が非常に高まっています。

食育では食に関する情報を、「知識」として学習する段階から、知識の応用・活用・行動実践ができる「知恵」の段階に進めます。 食育を「人を良くするように育む」と解釈し、「食べ方上手は一生の得」を会得することが、心身の健康を守るために重要です。




食事の変化・・・
戦後、食事の欧米化、精製によって栄養価の低くなった塩や砂糖、食品添加物の過剰な摂取などが、様々な現代病を生んだと言われています。

生活習慣病や癌はもとより、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギー疾患、不妊症なども、「食」との関連が指摘されています。
また、心の栄養に乏しい、貧しい食事は、体調面ばかりでなく、「きれやすい」「集中力の欠如」といった形で、子供たちの精神面へも悪影響を与えると言われています。

「食」は人を良くすると書きます。食の重要性をもう一度見直し、本当の意味での豊かな食生活を送ることが、健康と美への第一歩ではないでしょうか?








・・・ 気になる本2冊

『気分爽快!身体革命』(以下、『身体革命』と記す)は、「胴体力」で有名な伊藤昇の著作で、身体の不調を正し、楽に動かせるようになるためのハウツー本である。1994年にKKベストセラーズから出版された同名の本(絶版)の新装改訂版だ。

『トータル・バランス・コンディショニング』(以下、『トータル』と記す)は、スポーツ選手の治療やトレーニングに詳しいドクターとトレーナーが共同で執筆している、「全身的な筋バランス改善方法」である。

『トータル』では、まず姿勢を歪めるウィークポイントがどこかをチェックする。柔軟性、筋力、動きの特徴などをチェックし、それに対応したエクササイズを行い、またチェックする。そしてエクササイズを行い、またチェック~ ということを繰り返していく。

一方、『気分爽快!身体革命』では、胴体を伸ばす・縮める/丸める・反る/捻るという3つの基本動作を行っていれば、すべて解決!とたいへん話が早い。

「どんなに身体の具合が悪くなり故障をしても、その原因をつきとめ、身体に無理のかかっているや歪みを取りのぞき、身体がもっと楽に動くようにトレーニングをすれば、いくらでも身体は良くなります」(『身体革命』の「まえがき」より)

『気分爽快!身体革命』
著 者: 伊藤 昇
編 集: 飛龍会
発 売: BABジャパン
定 価: 1,470円(税込)






『トータル・バランス・コンディショニング』
著 者: 佐藤 拓矢
監 修: 安藤 邦彦
発 売: 山海堂
定 価: 1,890円(税込)

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