2010年8月1日日曜日

伝統野菜とは・・・

最近少しずつ注目されている「江戸東京野菜」をはじめ、日本各地で地域独特の野菜が育てられ、食べられてきました。

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それらを総称して「伝統野菜」と呼びますが、伝統野菜の定義とはどのようなものでしょうか。

定義その1:種を採ることができる
細々とであろうと堂々とであろうと、その地域で種を採って栽培されつづけてきた野菜を「伝統野菜」といいます。最近の野菜は、強制交雑されていて種が採れても、次の世代には同じ野菜はできません。

伝統野菜の京野菜セット









有名なところでは京野菜(京都)加賀野菜(石川金沢)難波(なにわ)野菜(大阪)などとして、地域でまとめられている「伝統野菜群」がありますが、たとえば山形県の温海(あつみ)地方で焼き畑栽培されてきた「温海かぶ」、長野県の南信の山岳地帯で育てられている「二度いも」、東京多摩地方の「のらぼう菜」なども伝統野菜です。

伝統野菜の温海かぶ














定義その2:料理と結びついている
有名な伝統野菜も、地方で伝えられている伝統野菜も、実は料理と密接にかかわって栽培されつづけ、「この料理にはこの野菜が欠かせない」がゆえに、今も育てられていることが多いのです。京野菜が京料理と、加賀野菜が加賀料理と密接な関係にあるのはよく知られています。郷土食に欠かせない野菜も、伝統野菜である場合が多いはずです。

伝統野菜の二度いも











定義その3:長年育てられている
けれども、日本の野菜の起原は、ごく特殊な一部の趣味的なものを除くと、海外にあります。じゃが芋やさつま芋はもちろん、里芋、ごぼう、人参、かぶ、大根……、これらは全部、外国生まれです。日本が原産の野菜は、三つ葉、うど、せりといった、どちらかといえばマイナーなものしか挙げることができません。

伝統野菜ののらぼう菜









ですから外国原産の野菜でも、露地で栽培でき、しかも長い歴史のなかで生活になじんだものは、伝統野菜といってよいと思います。問題は、長い歴史がどれくらいであるかですが、100年くらい人びとの暮らしになじめば、立派な伝統野菜といえそうです。

里芋や人参、ごぼうなどのように、明治以前に日本に伝わったものは、間違いなく伝統野菜です。明治になって伝来して、わたしたちの生活にすっかりなじんだ白菜やトマト、キャベツももはや伝統野菜でしょう。ちなみに、キャベツは江戸時代にもたらされたましたが、そのときは「葉牡丹」として観賞用にされていました。

それに対して、1945年以降、わたしたちの食卓にもたらされた西欧起原の野菜は「西洋野菜」と呼ばれます。レタス、ブロッコリー、セロリなどです。さらに1970年頃から目につくようになったチンゲンサイ、ターツァイなどは「中国野菜」と呼ばれています。

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