2010年8月20日金曜日

どうなってるの? ペットボトル

1997年4月、「容器包装リサイクル法」がペットボトルに適用され、本格的なリサイクル活動が開始された。
コンビニやスーパーを始め各市町村でも回収を行なったため回収量は飛躍的に増え、一時的に再生処理能力が回収量に対処しきれない事態も生じました。




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しかし、東京ペットボトルリサイクル株式会社が2000年4月からペットボトルの再生処理を開始したこともあり、処理能力は大幅にアップ。2004年には食品安全委員会より「化学分解法による再生PET食品容器包装については従来のPET(石油由来のPET)と同様の用途内で仕様可能である」との見解から、帝人ファイバー株式会社のボトルtoボトルプラントの稼動など、再商品化施設の数は増加し、現在、日本は先進国の中でも最高水準の回収率となっています。









ペットボトルの再生品としては、フリースや卵パック等で広く認知されているが、回収、処理されたペットボトルはリサイクルされてどのように生まれ変わっているののでしょうか。

あなたは空のペットボトルを回収ボックスまで持っていくだろうか。回収ボックスの近くでさりげなく観察していると、家からまとめて持ってくる人、その場で飲んで捨てていく人等さまざまだが、ボックスの中にはペットボトルがどんどんたまっていきます。キャップをはずしてラベル等をとり、つぶして入れている人は少ないが、とりあえずボックスに入れるところまでは、けっこう大勢の人が実行しているようです。

日米欧のPETボトルリサイクル状況比較











出典:PETボトルリサイクル推進協議会 PETボトルリサイクル年次報告書(2006年度版)



PETボトルのリサイクル概況












出典:PETボトルリサイクル推進協議会 PETボトルリサイクル年次報告書(2006年度版)


回収されたペットボトルは、ペットボトル再生工場に運ばれ、何度も洗浄して汚れや異物を取り除いたのち、フレーク状にする。この樹脂フレークを加工し、制服・作業服、カーペットやカーテンなどの繊維製品、また近年では卵パックや果物、カップ麺などの仕切トレーであるシート製品へと再生製品として生まれ変わっています。



残念ながら、当初は回収されたペットボトルに別のプラスチックが混ざっていたり、汚れや異物が完全に取り除けなかったりで、どうしてもできあがった再生繊維は質的に劣り、B級品としての地位に甘んじていました。

しかし、最近ではより品質のよい樹脂を取り出す技術が開発され、より質のよい製品を作ることができるようになってきた。「製品の質が向上してきたことや消費者の環境意識の向上で、色々な用途への展開が可能になってきている」というのが、ペットボトルリサイクル推進協議会の見解だそうです。

ペットボトル再生品を見ても、色がカラフルで、デザイン性も高いものが多い。ペットボトル再商品化能力も増え、現在396千トンとなっています。

高い回収率、リサイクルしやすさ、作られる再生品のバラエティなど、どの点をみても、ペットボトルは古紙やガラス、スチールやアルミといった“リサイクルの先輩”に並ぶ、“リサイクル優等生”であるといってよさそうです。










回収されたペットボトルは洗浄され、フレーク状にしてからさらに細かいチップ状にします。これが繊維などに加工され、再生品となります。






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