2010年7月10日土曜日

博多ラーメン ~西の横綱~

九州最大の都市であり、福岡県の県庁所在地でもある人口約140万の福岡市。程よく自然も残っており、住みやすい町として知られている。また食材には恵まれており、玄界灘などの豊富な海の幸や、国内でも生産量上位のイチゴや柿、キウイなどの果物などが有名だ。



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博多ラーメンに代表される福岡市のラーメンの特徴は、やはりとんこつからとるスープ。同じとんこつでも、こってり、あっさり、白濁から茶色までというように店によってさまざま。具は基本的には、刻みねぎとチャーシューだけとシンプルなのが福岡流。

また、博多ラーメンと長浜ラーメンにと大別されるが、明確な違いはないようだ。強いて言えば長浜ラーメンとお店に書いてあるところには醤油だれの入った薄茶色のスープで後味がすっきりしたものが多く、博多ラーメンと書いてあるお店の方がこってりしていて、濃いめ、辛めの味付けの店が多い気がする。全体的にめんは細めだが、長浜ラーメンは特に細い店が多く、そうめんよりも細い店もあるほど。

多くの店で替え玉(めんだけをお替わりすること。スープは最後に飲むのが基本)ができるのも特徴。新横浜ラーメン博物館の調査によると福岡市の麺の量は平均110g程と全国平均と比べて1~2割少ないとのこと。また屋台のラーメンも有名で、天神周辺や中州、長浜の屋台通りなどは全国的に知られている。

最近の流行は唐辛子系の薬味。辛し味噌とか秘伝のたれとかの名称で呼ばれている。紅しょうがやごま、辛し高菜などの無料トッピング類が置いてあるお店も多い。

長浜ラーメン



おもに福岡市中央区長浜の店舗や屋台のラーメンを指して博多長浜ラーメンまたは長浜ラーメンと呼ぶ場合がある。概ね極めて白濁した極くあっさりしたスープが特徴の一つで有る。

1955年(昭和30年)、現在の博多区築港本町にあった魚市場が長浜に移転し福岡市中央卸売市場鮮魚市場となる。「元祖長浜屋」「一心亭」など市場ラーメンの屋台もそれに伴って長浜に移転した。

おもに市場関係者向けであった長浜ラーメンの特徴は、競りの合間に食すため素早く茹でられる極細麺、麺だけの追加注文の替え玉、味の濃いスープとされる。

元来、博多ラーメンと長浜ラーメンは別物であったが、近年はそのジャンル分けは難しくなっており地元の比較的若い世代層ではほぼ同義語と捉えられている。

なお、厳密な意味での「博多」に長浜地区は含まれない。


替え玉
安い値段で麺のみを追加注文する替え玉(かえだま)というシステムが今やほとんどの店舗で採用されており一玉で100-150円で麺のおかわりが出来る。ただしあくまでも全ての博多ラーメン店にこの替え玉システムがある訳ではない。店によっては替え玉を設定する事でスープの味が変わるのを嫌って替え玉を扱わない店も見受けられる。

また「一竜」(屋台)ではこの替え玉のシステムはなく(但し大盛りは有り)有名店でもこういった替え玉のない店が事実ある。替え玉の発祥は「元祖長浜屋」で1955年(昭和30年)頃から始まった。替え玉の「玉」は麺のことを指し、「うどん玉」「ちゃんぽん玉」のように当地では麺をこのように表現をすることが多い。

注文する際はスープは最初から殆ど残した状態のまま食し、麺を2~3口分残ったまだ食べかけのタイミングで玉を注文するのが通例。因みに替え玉をすると、スープが薄くなるので、ラーメンのタレ(「素ダシ」又は「素ダレ」などとも呼ぶ場合がある。テーブル・カウンター上の容器(発祥の元祖長浜屋ではヤカン)に「ラーメンのタレ」と書いてある場合もある)を足し入れて味が薄くならないようにできる店が多い。タレがテーブル・カウンター上に無い店の場合はタレを予め注いである皿の上に麺を盛って供される店舗も一部では見受けられる。




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