2010年7月3日土曜日

グルメ紀行 ~その1(京都編)~

京都の夏の風物詩・・・

納涼床(ゆか)
鴨川に沿って立ち並んだ店が、夏の期間(5/1~9/30)だけ、二条から五条までずらりと川に向かって張り出して設ける木組みの席。川を渡る涼風を受けながら料理を楽しむこの風習は、古く江戸期までさかのぼる。












納涼床の歴史
四条大橋附近の鴨川河原は、南北朝期から市民の歓楽地だった。なかでも夏の納涼はさかんで、北は三条通から南は松原通まで河原に床几を設け、さまざまな興行がおこなわれた。江戸末期の「花洛名勝図会」は、「四条河原水陸寸地をもらさず床をならべ、東西の茶店、堤灯を張り、あんどんをかかげて白昼の如し」と記している。明治27年、疏水運河の完成で東岸のお茶屋の床が取りはらわれ、明治末には四条大橋の架け替えで市電が開通し川原での夕涼みは完全に廃止された。



最近の傾向
二条から五条までの鴨川べりには50以上の床が並びます。かつては京料理の店がほとんどでしたが、近頃は中華、タイ宮廷料理、焼き肉と多様化、多国籍化してきました。高級店も多いのですが、席さえあいていれば、ビールとおつまみ、洋食一品でも「よろしおす」という店もあります。



鴨川納涼床
二条から五条にかけて90軒ほどの店が並ぶ。京料理以外にも中華や焼肉など各国の料理が選べるので、気軽に納涼床を楽しむことができる。また、最近では大衆的なチェーン店であるスターバックス京都三条大橋店でも納涼床を楽しむことができ、時代の流れを感じさせる。

基本的に夜の納涼床が中心であるが、5月・9月は昼の納涼床も楽しめる。(食中毒防止のため、7・8月は昼の納涼床は営業しない。)







貴船の川床
貴船口駅から貴船神社に向けて少し歩くと20軒ほどの店が床を並べている。京料理や流しそうめんを楽しむことができる。自然が多く情緒溢れる床である。








高雄の川床
京都市内より気温が3~5度低く夏の別天地として知られる高雄。清滝川に張り出すように一段高い位置にたてられた床で屋根が有るのが特徴。天然鮎、京野菜など旬の食材を使った川床料理を楽しむことができる。また6月中旬から7月中旬頃まで、天然記念物の源氏ぼたるも見ることができる。期間はお昼 5月初旬から11月末まで。夜 6月1日~9月末頃まで。









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